ATARU(アタル)第1話あらすじ完全版

ATARU(アタル)

[第1話]

04/15放送

不思議な青年（中居正広）が空港に着いた。
彼は付き添いのラリー井上（村上弘明）が目を話した隙に、姿を消してしまう。

その夜、化学工場で爆発事故が起き、営業部長の斉木（いけだしん）が死亡。
現場の倉庫には可燃性のある薬物があり、そばにあった溶接機の熱で爆破したと思われた。

警視庁の沢（北村一輝）は事故として処理しようとするが、舞子（栗山千明）はそんなはずがないと言う。
元・溶接技師の斉木が、そんな不注意を起こすとは思えなかったのだ。

納得がいかない舞子は沢に退職届を提出。
翌日、再び現場に行くと、男が倒れているのを発見した。
目を覚ました彼は「TTD45u30」と、謎の言葉をつぶやく。
さらに、彼は「ひとつ台湾」とつぶやき、そのまま眠ってしまった。

彼は自分の名をチョコザイと名乗る。

舞子が帰宅すると沢が来ていて、有給の消化にしておくと言って、退職届を突き返した。
彼女は現場から持ってきたものを差し出し、台湾のものはないかと尋ねる。
鑑識で調べた結果、ネジのうち１本が台湾製だと分かった。
その後、舞子はネットで検索し、TTD45u30という型番の印刷機を発見した。

舞子と沢は、爆発のあった会社へ行き、斉木の妻で従業員の郁（板谷由夏）に話を聞いた。
郁によると、爆発を起こした薬物を入れた木箱は近所の木工所で作っているという。
舞子はさっそくその木工所に行くが、そこで使っているネジは全て中国製で台湾製のものはなかった。

木箱に印字された文字に注目した舞子は、それを印刷した会社へ。
写真を見せられた印刷所の人間は１つだけ、自分のところで印刷したものではないと言う。

舞子が沢にTTD45u30を調べてもらうと、購入した印刷所は数少ないことが分かった。
それらの印刷所を訪れた舞子は、木箱と同じ文字を印刷してもらう。

その後、舞子が再びチョコザイと会うと、彼は「んー。んー。んー」と謎の声を発する。
居合わせた客から、それがＤの音だと聞いた舞子は木箱のＤの文字だけ印字がおかしいことに気付いた。
舞子は沢に、印刷機のＤの文字だけ修理した会社がないか調べてもらう。

さらに、チョコザイは舞子の持った捜査資料の写真を見て「アルミニウム…％」とつぶやいた。
舞子はその写真に映ったパイプのアルミニュームの含有量を沢に調べてもらう。
調査の結果、その１つだけアルミニウムの含有量が違い、爆弾の信管の可能性があった。

その後、チョコザイは舞子や沢に「紫のカーペット」とつぶやく。
事故現場にチョコザイと連れていくと、今度はタイヤ痕を見て「コバルト自動車Aボックスワゴン」とつぶやいた。

鑑識が調べると、爆弾に使用されていたガムテープには紫の繊維が付着していた。

舞子と沢が印刷所の１つを訪ねると、そこにはコバルト自動車Aボックスワゴンが停まっていた。
その車には紫のカーペットが敷かれていた。さらに、印刷機のＤの文字も修理していた。
その会社は斉木に仕事を切られ、それを恨んで倉庫に爆弾を仕掛けたのだった。

事件は解決し、舞子はチョコザイを自分の実家に住まわせることにした。

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