三毛猫ホームズの推理
[第1話]
04/14放送
「俺は刑事になんて向いていない…」そうぼやく片山義太郎。女性恐怖症、高所恐怖症、幽霊恐怖症、人間としてのあらゆる弱点を兼ね備えた義太郎は、誰が見ても刑事には不向きな男だった。
しかし片山家の「一家に一刑事」という家訓がある。兄・ヒロシはミステリーおたくで作家志望。妹の晴美も刑事になる気はない。やむを得ず義太郎が流されるように刑事になったのだ。
ある日、義太郎は捜査一課課長・栗原(石坂浩二)に命じられ、女子大へと捜査に向かうが、大学に到着した義太郎は女ばかりの環境にクラクラしてしまう。そんななか、義太郎は不思議な三毛猫と出会った。引っ掻いたり、噛み付いたりする問題児ならぬ問題猫だそうだが、なぜか義太郎にはおとなしかった。
不思議な三毛猫に遭った後、義太郎は、森崎の弟・冨田総務部長(大鶴義丹)、新校舎建設の建築現場主任の今井(小須田康人)、校内の管理人・小峰(斉藤暁)を紹介される。
義太郎の捜査に、刑事ではないヒロシと晴美が首を突っ込んできた。それを義太郎の先輩・石津が注意するとおもいきや…石津は晴美に想いを寄せていて、なんと晴美に“捜査協力”してしまう。
学生会会長・吉塚雪子(ベッキー)から説明を受けた後、義太郎はコンテナ・カフェから女子寮を見張っていたが、突然、寮でボヤ騒ぎが起きる。義太郎が駆けつけ、なんとか消化するが…。翌朝、学部長・森崎の遺体がカフェで発見されたのだ。
ボヤ騒ぎで義太郎がカフェを飛び出した後、騒ぎから帰ってくると、コンテナには鍵が!なんと“密室殺人事件”が起きてしまったのだ。
不思議なことに、カフェの椅子やテーブルが全て姿を消していた。片山がいたときには確かにあったのに…。多くの謎に頭を悩ませる片山。
そのとき、義太郎が“ホームズ”と名付けた三毛猫が人間の姿に!不思議なピンクの作業服を着た清掃員姿のホームズは、義太郎に「この事件を止められるのは、あなたしかいない」と言うのだった。
ホームズに後押しされるように義太郎は森崎について調べると、森崎は新校舎建設に関しての汚職を調べていたようで、彼の机からは、建設に関するお金の流れについての資料が発見された。さらに、更に森崎の部屋に遺されたメモには『22時 コンテナカフェ 雪子』と書かれた文字が!
それでも雪子の無実を信じようとする義太郎に、ホームズは「雪子は悪い女」と言い「目を覚ましなさいよ!」と叱咤する。
凶器の見つからない密室殺人。その時、ホームズが義太郎にマッチ箱でヒントを与える。
クレーンを使ってコンテナ・カフェの椅子やテーブルを用い、森崎を転落させたのだ。工事用クレーンを操縦できるのは小峰だけ。
義太郎達が小峰を探し出すと、まさに雪子が小峰をナイフで刺そうとしていた。「来ないで!」と叫ぶ雪子だったが、義太郎の純真さに事件について白状する。
実は森崎自身が詐欺組織をやっていたのだ。雪子は森崎に協力していた。ところが詐欺がバレそうになり、目くらましの為に自ら捜査を依頼。雪子を主犯に祭り上げ、自分だけ罪を逃れようとした。
森崎の意図を知った雪子は小峰に協力してもらい森崎を殺害するが、その後小峰にゆすられそうになった為に小峰を殺そうとしたのだった…。
こうして義太郎はホームズのヒントで事件を解決した。
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第1話
キャスト
片山義太郎 / 相葉雅紀(あいばまさき)29歳独身、警視庁捜査一課の刑事。
3人兄弟の次男で、家事全般を完璧にこなす。
憧れの刑事の職についたものの、高所恐怖症、女性恐怖症、幽霊まで怖いダメダメ刑事。
「俺は刑事なんて向いていない…」と嘆き、毎日のように辞表を提出している。
ホームズ / マツコ・デラックス(まつこでらっくす)
捜査の途中で義太郎と出会った一匹の三毛猫の化身。
義太郎の捜査に対して、決定的なヒントを与えてくれる。
その化身の姿は義太郎にしか見えていない。
なぜか片山家を以前から知っているような素振りがある。
アジの干物が好物で、基本的にその場を動かない。
片山ヒロシ / 藤木直人(ふじきなおひと)
39歳の独身、義太郎の兄。
先祖譲りのマンション賃貸を取り扱い、一家の主な収入源としている。
片山家の父親的存在で、ふがいない義太郎に時に苦言を呈する。
小説家を目指し、家で執筆活動をしている。
極度のミステリーマニアだが、まともに一本の作品を書き上げたことはない様子。
片山晴美 / 大政絢(おおまさあや)
義太郎の妹、24歳。アルバイトを転々としている。
兄とは正反対に鼻っ柱が強く、行動力がある。
末っ子特有のわがままさ、頑固さがあり、どこかにくめない性格。
ホームズを連れて事件調査に勝手に乗り出すこともしばしばある。
石津刑事 / 大倉忠義(おおくらただよし)
晴美の「自称」恋人で、捜査一課の刑事。
根本の手下であり、根本と一緒に義太郎をないがしろにすることも。
だが義太郎と二人になると「お兄さん!」と呼んだりする二枚舌。
自分の事をスタイリッシュな二枚目と思っている。
栗原一課長 / 石坂浩二(いしざかこうじ)
警視庁捜査一課の課長。定年間近。いつも飄々としていて昼行灯のよう。
絵画が趣味で捜査一課の自分の机はその趣味の世界で彩られている。
片山から受け取った辞表を、毎回紛失してごまかしている。
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