西武･涌井秀章､開幕戦でダルビッシュにリベンジ!! 4年連続開幕投手へ意欲十分!!

西武の涌井秀章投手が6日､今キャンプで初めてブルペン入り｡
4年連続4回目の開幕投手に意欲を見せた｡

この日､投手陣の大トリとして満を持してブルペン入りした涌井｡
捕手をたたせたまま32球､片ひざをつかせて13球の計45球を投げ込み､力強いボールを披露した｡

初ブルペンを､
｢ちゃんと(軸足)1本で立ててるかとか､バランスだけ気にした｣(ニッカンスポーツより)
と余裕の表情で振り返った涌井が目指すのは､4年連続の開幕投手｡
首脳陣からの通達はまだないというが､
｢自主トレを始めてからずっとそこに合わせてたので､いつ言われてもいいようにしておきたい｣(同)
と本人は意欲十分だ｡

それもそのはず､西武の開幕戦の相手は日本ハム｡
大役を任されれば､同い年のライバル･ダルビッシュ有投手との対決が実現するのだ｡

昨季はローテーションの兼ね合いで直接対決のなかった二人だが､過去5度の対戦成績は涌井の0勝3敗｡
悔しい思いが続いているだけに､
｢どの打者と対戦するより(ダルと)投げ合えるのが一番｡まだ1回も勝ってないんで､開幕戦で勝てれば最高｣(スポーツ報知より)
と大舞台でのリベンジに燃えている｡

渡辺監督はこの日､開幕投手について､
｢当然ワク(涌井)もそうだし､他のピッチャーも狙ってほしい｣(ニッカンスポーツより)
と明言を避けたが､涌井が最有力候補であることは間違いないだろう｡

年俸調停などもあり例年に比べ調整が遅れている涌井だが､その視線は2年ぶり6度目の対戦を見据えている｡

(2011年2月7日)

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