｢報道ステーション｣古舘伊知郎に降板説! テレ朝を圧迫する超高額ギャラが原因!?

2010年春で放送7年目を迎えた､平日22時代唯一の報道番組『報道ステーション』｡
久米宏からバトンタッチを受けた元テレビ朝日アナウンサー･古舘伊知郎を中心に､"総合ニュースエンターテイメント"として安定して高視聴率を記録している番組であるが､昨今の不況の波がとうとう『報道ステーション』にも押し寄せ､古舘伊知郎がリストラされるのではないかと囁かれるようになった｡

過去､マック改ざん問題･アダルトチルドレン発言など､物議を醸す騒動をいくつも巻き起こしてきた同番組｡それでも､視聴率が16%超えすることもあるように､視聴者からの需要があることは確か｡
しかし､"経費削減"が絶対命題のテレビ局にとって､大物キャスターは最大の敵という状況は未だ変わらない｡『東京スポーツ』が関係者内部の証言を掲載している｡

｢古舘のギャラは年間5億円程度なんです｡視聴率は安定しているとはいっても､今のテレ朝に5億円も払っている余裕はない｡すぐにでも降板させたいのが本音のようです｡実際､数字は良くても『サンデープロジェクト』は終了しましたからね｣(民放テレビ局関係者:東スポ)

そして､後釜は､『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』を同局でスタートさせた超売れっ子ニュースキャスター･池上彰の名が挙がっているという｡

｢ニュースを分かりやすく伝える彼のスタイルは今のニーズにピッタリ｡もともとNHKの記者であり､社会問題や政治の知識は古館よりはるかに上ですから｣(同)
｢『学べるニュース』は昨年から何度か特番として放送され高い視聴率を取っていたから､レギュラー化は前から狙っていた｡フジテレビでも池上氏による同様の特番を放送していたので､テレ朝とフジで激しい争奪戦が起きたほどです｣(同)

池上彰は､同じくこの春よりスタートしたフジテレビ系『Mr.サンデー』でもニュース解説者として出演｡宮根誠司を支える影の主役として抜擢されている｡

だが､古舘伊知郎には､他のキャスターとは違い､局内からも大きく評価されている点があるという｡
｢お客さまセンターには抗議のFAXやメールがたくさん届きます｡古舘さんはその全ての抗議文に目を通しています｡自分に対する批判ばかりの文言を読むのは､精神的にかなりキツいはずですが､しっかり受け止めている｡いわゆるクレーマーからの言いがかりを付けたようなモノもちゃんと見ている｡なかなかマネできることではありません｣(テレビ朝日関係者:アメーバニュース)

現在は仕事を『報道ステーション』1本に絞り､全力を注いでいる古舘伊知郎にも､高額ギャラによるリストラは避けられないのだろうか｡
池上彰の説明が分かりやすいのは周知の事実だが､かといってあらゆる報道番組で起用してしまっては番組ごとの差別化が無くなってしまうことになりかねない｡テレビ局には金銭面云々のみを執着せず､慎重に検討してもらいたい｡

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