爆笑問題が｢とんねるずのみなさん｣にブチギレ! ｢ちょっと頭おかしい｣

在京キー局のレギュラー7本､ラジオまで含めると計10本のレギュラー番組を持つ超売れっ子お笑いコンビ･爆笑問題が､自身のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』にて､フジテレビ系『とんねるずのみなさんのおかげでした』出陣時の未公開エピソードを明かした｡

爆笑問題は､12月23日に放送された同番組の2時間SP内でOAした｢とんねるずを泊めよう!｣に登場｡
2009年に引き続き2010年も爆笑問題･田中裕二宅を訪問することとなった｡

元々台本では太田光の自宅を訪れる予定だったが､とんねるずと太田光は事前に口裏合わせで強引に田中裕二宅へ変更することを打ち合わせていた｡
一人何も知らない田中裕二が周りに流されるがまま､2年連続でとんねるずを家に招き入れる状況に｡

ただし､彼にとって嬉しいサプライズも用意されており､大ファンである元モーニング娘｡･安倍なつみを筆頭に矢口真里･保田圭･石川梨華の4人が目の前で｢恋愛レボリューション21｣｢LOVEマシーン｣を生歌披露｡

日本を代表する騎手･武豊は､なんと昼間阪神競馬場でG1レースを戦った後都内の田中裕二宅へ直行してくれたそう｡
一時は至福の時間を過ごすことが出来た田中裕二｡
だが､思わず怒りが込み上げる悲劇はここからだった｡

収録中､番組ディレクターのマッコイ斉藤がアカマタを自宅内に用意｡
｢とんねるずを泊めよう!｣コーナーでは必ずといっていいほど登場するアカマタは､毒こそ持ってないが人をも容赦なく咬もうとする気性が荒いヘビ｡

自宅内に解き放たれたアカマタにビビったとんねるずはどっかに消えてしまい､元モーニング娘｡の面々は2階へと慌てて逃げてしまう｡
番組スタッフ達も皆恐怖心から近づこうとせず､アカマタを用意したはいいが誰も絡もうとしないため収集がつかない事態へと陥った｡

仕方なく田中裕二は､
｢結局､俺がどうにかするしかないし｡俺､もう半ば覚悟して噛まれた感じにしたからね｣
と嫌々ながらオチをつけようと体を張った｡

しかしヘビに咬まれて出血してしまった為､その場面はOA時でカット｡
確かにバラエティー番組で"血"はご法度｡カットされても文句は言えないのだが､彼がキレたのはスタッフの対応｡

｢(大丈夫ですか?とスタッフに訊かれて)『大丈夫じゃねぇよ｡バンドエイドもってこいよ』ってキレながらやってたからね｡スタッフ､笑ってばっかりいるから｡出演者が笑う分には良いですけど､マッコイ斎藤はバカだと思いますよ｡アイツ､ちょっと頭おかしいですよ｣

マッコイ斉藤はテレビ東京系『おねだりマスカットDX!』も担当する演出家/ディレクターで､テリー伊藤の弟子､極楽とんぼ･加藤浩次とは北海道時代からの友達｡

アカマタを仕掛けたのは当のマッコイ斉藤､にもかかわらず彼が一番ビビっており
｢(マッコイが)スゴイ遠くに居て｡『なんでそんなところに居るの?』って訊いたら､『蛇苦手だから･･･』って言って｡『じゃあ､そんな企画止めちまえ!』って思ったけどね｡それで血を出して大変でしたよ｣

自分が考えた企画なのに本人はヘビが苦手だから後処理は出演者頼みで隅っこでヘラヘラ笑っている､そんな態度に田中裕二は我慢がならなかったようだ｡

スケジュールの都合さえ支障なければ､2011年年末も田中裕二宅をとんねるずが訪れる可能性は高い｡
その時､アカマタの処理をどうするのか｡番組スタッフには今の内からしっかりミーティングを重ねるべきである｡

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