成田童夢が現役時代のギャラや競技中のトンデモ話、破天荒な発言の裏側まで告白!
2006年、トリノ冬季五輪にスノーボード競技で出場した成田童夢。36位と満足できる結果が残せず夢台から去った彼は2011年現役引退を決意。中学生の頃から夢見ていた声優への道を歩みだした。

当時から奇抜な髪型と自由奔放な発言で知られていた彼は、子供の頃から大好きなアニメやゲームの世界にドップリ浸った生活を送っており、個性は強烈さを増している。
成田童夢は選手時代の生活について1月26日に放送されたテレビ東系『くだまき八兵衛X』で明かしており、ーク時の年収は1,200万円だったと告白。スポンサーが5社ついていた。裕福な暮らしを送っていたように思えるが、遠征費等全て自腹で払っていたため、手元には殆ど残らなかったという。

オリンック本番における衝撃のエソードも暴露しており、我々がよく目にするスノーボード選手が競技中イヤホンで音楽を聴く光景で、成田童夢はあの大台でアニメ『セーラームーン』オープニング主題歌「ムーンライト伝説」を聴いていたのだ。
大きなヘッドホンでアニソンを聴く、これが成田童夢流の集中力を高める方法だった。

いつでも彼にとって手放すことは出来ないアニソン。中学時代には既にアニメ大好きな男の子だった成田童夢がどうして声優はなくスノーボード選手を目指したのか。その背景には父親からの一言があった。

今年1月に放送されたフジテレビ系『アウト×デラックス2』にて、学生時代声変わりしても他人より声が高く、自分の特徴を活かして声を出す仕事がしたかったと語った。
父親の成田隆史がスノーボードコーチで、幼少時代からウェイクボードやモーグルなど様々な競技を経験。

中学卒業時、進路に悩んでいた彼に父親は、「オリンックに出て有名になったら声優になれる」と息子に伝えた。
こうして16歳で強化指定選手に選ばれ、20歳の時にトリノ五輪に出場したのである。
彼を有名にしたもう一つの要素、破天荒な言動の数々も、本人曰く「アニメやゲームの台詞を引用した」ものだと暴露し、例えばマスコミ向けのインタビューで発した「最高のメーンディッシュを用意します。成田童夢のフルコースを召し上がれです。」も、アニメ『ONE PIECE』のサンジの台詞だという。

プレッシャーから吹っ切れた成田童夢は現在、声優を目指す傍ら、東・秋葉原でヲタ芸に没頭する日々。
スノーボードで世界へ立ち向かった彼が今度はアニメという日本が誇る文化を世界に発信する立役者となれるか、一応注目だ。
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