早海さんと呼ばれる日第4話あらすじ完全版

早海さんと呼ばれる日

[第4話]

02/05放送

恭一（井ノ原快彦）は、家出してしまった母・陽子（古手川祐子）の居場所を見つけるが、陽子は「あの家ではホントにやりたいことを諦めるしか無い」と言って帰ろうとしない。恭一は家に戻るように説得するが、陽子の意思は固かった。

陽子が帰らないと知った優梨子（松下奈緒）は、早海家一家の面倒をみる覚悟を決める。

優梨子が来てから、少しではあるが早海家に変化が生まれた。店（喫茶店）を閉めていた恵太郎（船越英一郎）が店を開けることを決めたのだ。さらに家計を助けるために、優梨子はパートに出ることにする。

早速、近くのパン屋さんの面接に臨んだ優梨子は、あっという間に週３回のパートを決めてくる。

そんななか、就活中の馨（中丸雄一）はなかなか就職先が決まらずに悩んでいた。受けた面接は数え切れないほどだ。恵太郎や研二（要潤）は「頑張れ」としか声がかけようがなかった。あまりにも決まらないため、優梨子は研二から「優梨子の父のコネが使えないか」と打診される。優梨子の父は会社役員なのだ。しかしそれもうまくいかず…。

家族にいろいろ言われてしまう馨は、食事をしていてもすぐに席を立って自室に篭もってしまった。

何とかしてあげたいと考える優梨子は、自分が就職活動の際に作ったノートや参考にした本などを馨に手渡すが、馨からは「古いよ」と言われてしまう。

そんなある日の朝、馨がスーツを着て出かけていった。それは、新卒者の為に急遽開かれた『就職説明会』だった。会場についた馨は、そこに集まっている新卒者の数に愕然とし、ため息をつく。

その時、馨を手招く男性が…。人が集まらない小さな金属加工会社のブースの担当者・三宅（村松利史）は、特に馨に会社説明をするわけでもなく、「まあ、お茶でも…」とお茶を出してくれた。そして馨の履歴書を眺めながら、自分の息子の話を始めるのだった。

三宅の話を聞いていた馨は「兄に迷惑をかけてきたので、これ以上心配をかけたくない」と本音を話し始める。それを聞いた三宅は２次面接に来るように誘う。

しかし、２次面接を受けに行った馨は、他の面接者の出身大学などを聞いて、断られる事を確信するのだった。

一方、優梨子がパン屋の仕事を終えて帰ろうとすると、入江（山口紗弥加）の息子・陽（須田琉雅）が１人で待っているのをみつける。入江は配達に出たのだが、配達先でトラブルがあってまだ帰ってこられないそうだ。それを知った優梨子は陽を自宅に連れて帰った。

暫くして入江は早海家にやってくると、慌てたように急いで陽を引き取り帰ってしまった…。

面接に落ちてばかりいる馨は、しまいには、仕事が決まらないのは家族のせいだと言い出す。家族を馬鹿にするような馨の言葉に家族内は紛糾！そんななか、思わず優梨子が馨を叩いてしまう。さらに恵太郎から｢出て行け！｣といわれた馨は、そのまま家を飛び出してしまう…。

06/10 Special前編

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