LADY〜最後の犯罪プロファイル〜
[第5話]
CPSは「犯罪者のデータ収集」を目的として、死刑囚・巽聡史（柳楽優弥）との面談をおこなっていた。そんななか少女誘拐事件が起こる。犯人の要求は、巽が行った犯罪のすべてを明らかにすること。犯人は「巽にはまだ隠された犯罪がある」というのだ。02/04放送
翔子（北川景子）は、巽との面談を、結城（木村多江）に申し出て却下されるが、諦められずに、単身で東京拘置所に向かい、巽と面会する。
なかなか警察が動かないことに業を煮やした誘拐犯は「警察が事件の解明に動かないなら、直接、巽と対話させろ」と要求。「応じなければ子供は殺す」と言ってきたのだ。
翔子との面談で事件を知った巽は「誘拐事件の捜査に協力したい」と言い出し、誘拐犯と巽が直接話をすることになった。ところが「協力する」といった巽は翔子の指示を一切無視し、謝ることもせず、犯人を挑発するようなことを言った。
この間に警察は逆探知によって誘拐犯の居場所を突き止める。そこに少女の姿はなかったが、捜査の結果、無事に救出する。藤堂は「これで事件は解決」というが、結城たちや柘植は、巽が殺した「もう一人」を探すために捜査を続ける。こうして巽の隠された過去が明らかになっていった。
巽は4歳の頃、母が父を殺害しているところを押入れの中から見たのだ。その後、巽は養父母に引き取られる。それからというもの、巽のなかの何かが壊れたのだ。しかしそれは巽の誤解だった。巽の母は父親を殺していなかったのだ。家に押し入った犯人が父親を刺したのを母親が助けようとしたのだった。すべて勘違いから生まれた「モンスター」だったのだ。
巽が最初に殺したのは、父を殺したと勘違いして憎んだ自分の母親。そして誘拐犯の母親でもあった。巽と誘拐犯は兄弟だった…。
03/25
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現場主義・行動派の新人プロファイラー。
FBIアカデミー出身で、日本のプロファイルがリバプール方式で主流であるのに対し、
翔子はFBI方式でプロファイリングを行う。
FBI方式特有の、犯行時に犯人が抱いていたファンタジー(空想)を読み解く事にこだわりを持っており、
時には犯人の心理にシンクロしすぎて行き過ぎてしまう事も…。
殺人事件マニアであり、ありとあらゆるシリアルキラーの知識がある。
また、事件に関係のない事もプロファイリングしてしまうプロファイルおたく。
大学1年生の妹・舞子と2人暮らし。
母親は大阪におり、心理学者であった父親を火事で亡くしている。
上下なくフェアに意見を聞き入れ、チームを大切にするCPSの厳しくも優しいチーフプロファイラー。
日本にはプロファイリングチーム設立が不可欠だと思っており、
幼い頃から正義の仕事に就きたかったため、CPSの設立はまさに彼女の希望であり夢だった。
2つの博士号を持つ天才。
犯罪を数値化し、犯罪統計と犯行形態を分析する事で犯人像を推定していく。
地理的プロファイリングも専門としており、犯行予測エリアや犯人の居住エリアなどを導いていく。
上下関係なく自分が思った事はすぐに意見してしまい、空気が読めない事もある。
几帳面な性格で、身の回りも整理・分析する事が癖になっている。
プライドが高く負けず嫌いで、翔子とのプロファイル方法で意見が対立。
同世代という事もあり、翔子には特にライバル心を抱いているようだ。
法医学の知識を用いて、現場の遺体などから殺害方法、犯行手段、殺害意志の強さを読み取っていく。
遺体が何よりの証拠だと、遺体を真っ先に見る流儀。
表情分析を駆使しして些細な表情の変化から人間の感情を読み取る事が出来る。
チャラチャラした言動が目立ち女好きであるが、実は既婚者。1児の父で、家族思いな一面も。
自信家な性格で、日本の科学捜査を変えたいという野心を持っている。
それには何より個人で実績を残す事が大事だと考えているため、チーム主義の結城に反発して対立する事もある。
捜査第一課第五強行捜査班をまとめる係長。
特別捜査や重要未解決事件を捜査するのが本来の彼の仕事だが、
今は捜査権を持たないCPSへの捜査協力を命じられている。
プロファイリングやCPSの存在を否定はしないが、安易に認めてもいない。
しかし犯人逮捕に使えるとあれば全力でバックアップし支えるフェアな男。
キャリア組でエリートであるにも関わらず、出世組から外されてしまったのには理由があるようだ。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
