林下美奈子を｢卵巣が丈夫な人｣扱い! タレントからもビッグダディ夫妻に不評の声!?

"ビッグダディ"こと林下清志と2013年4月に離婚した元妻･林下美奈子のブレイクっぷりが止まらない｡
6月7日放送のTBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』にバラエティー番組初出演を果たすと､6月18日放送のフジテレビ系『ノンストップ!』にもゲストで登場｡6月1日放送の『王様のブランチ』にも､スタジオ観覧という形で一家の姿が映った｡

『中居正広の金曜日のスマたちへ』は2時間の特番を組み､林下美奈子のドキュメンタリー映像をたっぷりとOA｡視聴率も14.4%と高視聴率を記録した｡全国各地で開催された単行本の発売記念イベントは､数百人が集まる大盛況｡
先日､林下美奈子一家が関東地区に引越しした事もあり､ますますテレビ露出の増加が予想される｡

6月12日に放送されたTBSラジオ『山里亮太の不毛な議論』では､ゲストに東野幸治が出演｡
｢今の若手芸人は大変｣という話になり､｢去年あたりから､ローラとか､マツコ･デラックスとか､芸人じゃないタレントが出てきている｣と､昨今はお笑い芸人ではないタレントがバラエティー番組でブレイクする傾向にあると指摘｡
｢ひな壇に番組でゲストが5～6人座る席に､前だったらグラビアアイドル座ってたけど､今はもう居てない｣と､『行列のできる法律相談所』等の番組に登場する､いわゆる"ひな壇タレント"の構成も変わっていると語った｡

さらに､最近のテレビ番組に見られる兆候として､｢今､テレビ観てると､50歳くらいの芸能人､泣いてない?｣｢泣いてばっかりやなって思って｡テレビつけたら嫌になって｣｢『ぴったんこカン･カン』とか､『爆報!THE フライデー』とか｡『金スマ』もそうやん｣と､視聴者の涙を誘う内容の番組が多いと主張｡

｢素人の子供いっぱい産んだ人が喋ったりしてるやん｡『えぇ!?』って思って｡卵巣が丈夫な人がしゃべったりとか｣
｢精子が強いとか､数が多いとか､兵隊いっぱい居る人とか｡もう､色んなキャラクターがいるから､群雄割拠｣
どうやら東野幸治も『中居正広の金曜日のスマたちへ』に林下美奈子が出演した回を目にしたようだ｡ゴールデンタイムの2時間を素人のお母さんに密着する同番組を､複雑な思いで観ていたに違いない｡

テレビの仕事､特に全国ネット番組に出演できる枠は非常に限られている｡誰か新しいタレントが売れれば､その分誰かの仕事が減る｡
お笑い芸人の東野幸治としては､後輩芸人が売れる分には嬉しいが､訳の分からない素人女性がフューチャーされる事は気分が良くないだろう｡根本的には､林下美奈子が悪いというより､彼女をオファーするテレビ局側の問題なのだが｡

東野幸治の口からは､｢地上波だけでなくCSとか､ニコ動とかライブとかラジオとか｡地上波のゴールデンで仕事できるなんて氷山の一角｡どこを目指すかが重要｣と､ローカル局含め9本のレギュラーを持つ売れっ子らしからぬ発言も飛び出した｡
タレント側がテレビ業界に嫌気が差すようでは､面白い番組を作るのは難しい｡ビッグダディ夫妻のように､大家族というだけでメディアに取り上げられる人物が､タレントから一番嫌われる存在かもしれない｡

◆関連ニュース