GM〜踊れドクター
[第4話]
新たなリストラ候補として漆原（生瀬勝久）の名前が上がった。08/08放送
漆原は曽根（八嶋智人）や後藤（東山紀之）に泣きつくが、相手にされない。
漆原の力になってあげようとするのは、桃子（多部未華子）だけだった。
そんな漆原が、平（小林隆）という50歳の患者の診察に当たった。
漆原は低血糖と診断し、ブドウ糖を注射するが、平が痙攣を起こしてしまった。
それに対処しようとした漆原は、さらにミスを積み重ねる。
そこに玲奈（小池栄子）が駆けつけ、何とか危機を回避。
平の病状は肺ガンか髄膜炎であろうと思われた。
やがて、平は医療コンサルタントであることが分かった。
漆原は平に転職先の紹介を頼み、了承してもらえる。
そして、大手病院に部長待遇で招かれることになった。
一方、後藤が庭でダンスをしていると、見知らぬ少年を見かける。
声を掛けて踊らせてみるとかなりのセンスで、後藤はユニットに誘った。
実はその少年は漆原の息子・颯太（岸本慎太郎）だった。
父親に会いに来たら、どうやら評判が悪いと知り、落ち込んでいたのだ。
そんな中、平の妻・純江（広岡由里子）が見舞いにやってきた。
顔所は咳き込んでいて、桃子はせっかくではないかと疑う。
もし、そうなら平にも結核性髄膜炎の疑いがあると考えたのだ。
だが、抗結核薬を投与すると、副作用で腎不全を起こす。
検査の結果、純江は単なる風邪だと分かった。
桃子はふと思い立ち、平に鳩は好きかと尋ねた。
平は営業の合間に良く公園に行って、鳩と戯れているという。
桃子は鳩から感染するクリプトコッカス症の疑いを持つ。
だが、投与した薬は効かず、平は心不全を起こした。
桃子は処置をすればするほど、病状が悪化することに疑問を抱く。
ダンスしながら、考えを巡らせた後藤は平の訴えが間違っていると気付く。
それに従って処置をしてきたから、逆に病状を悪化させてしまったのだ。
平は記憶障害を生じる病気だった。
記憶がないことに対し、無意識のうちに嘘をついてしまうのだ。
後藤に命じられて調べた後田（吉沢悠）によると、平は安アパートに住んでいた。
大手医療コンサルティング会社の社員とは思えなかった。
さらに、平が最初に倒れたのはハローワークのすぐ近くだった。
実は平は小さな製薬会社の社員で、しかも半年前にリストラされていたのだ。
平の病気は時間を掛けてゆっくり治療していくことになる。
漆原は曽根に辞表を帰してほしいと言うが、聞き入れられない。
だが、彼の宴会芸の安来節の映像を観た後藤は、病院に残れと引き留める。
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第1話
アメリカ帰りの総合診療のスーパードクター。
患者の言葉の端々を聞き逃さず、行動、身体症状から意外な病名をいいあて、解明していく｡
実は25年前にアイドルグループとしてデビューするもブレイクしなかったという過去があり、
再デビューを夢みてグループを結成したいと思っている変人。
医師で､後藤のライバル｡
院長の娘と結婚していながらも3人の女性との浮気が発覚し、
総合診療科に異動させられてしまう｡
総合診療科の医師。元は消化器内科医。
冠婚葬祭を取り仕切ること以外にはやる気がなく、上司にゴマをするだけで生き延びてきた男。
媚を売る一面を持ちながら、
どこか自分のあり方に悩んでいる｡
研修医。正義感に溢れ、高い志を持っている。
明峰病院の総合診療科に勤務するダメ医者たちの実態に愕然とし、
飛行機の中で偶然出会った後藤の診断力を頼り、病院に呼び寄せる。
総合診療科の看護師。
やる気のない医師たちに批判的な眼差しを向けているが、かつては医師を目指していたこともある。
後藤に出会い、強い刺激を受ける。
名峰病院の事務長。
“コストカッター”として大山と手を組み、総合診療科を潰そうと企んでいる。
ソウシンを潰すためには手段も選ばない非道な一面を持つが、
実は自身も医師を志した過去がある。
総合診療の医師。かつては救命救急医のエースだったが、ある事件がきっかけで「ソウシン」へ。
やる気がないのは男社会の病院の人間関係に疲れたためという噂も｡
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