MR.BRAIN
[第3話]
大学病院内で殺人事件が起こる。06/06放送
監視カメラには扉を開けた瞬間、被害者が倒れるという、まるで「透明人間」の犯罪のような映像が残されていた。
偶然、病院内にいた九十九（木村拓哉）はこの事件に興味を示す。
事件当日、現場周辺にはエリート医師の和久井（亀梨和也）らがいたが、監視カメラには映っていない。
やがて、和久井の婚約者で研修医のめぐみ（相武紗季）が何者かに襲われる。
脳の損傷により、話すこともできなくなった彼女に和久井は言葉を教え始めた。
やがて、言語能力を取り戻しためぐみの証言から、教授になれなかった千原（小市慢太郎）に容疑がかかった。
一方、九十九は監視カメラに死角ができるよう、動かされていたことを知る。
千原は監視カメラに映らないようにして部屋に入り、犯行に及んだのだ。
だが、彼はめぐみを襲ったことについては否認する。
九十九はめぐみに、和久井が言葉を教えていた時と同じことを繰り返す。
和久井は言葉を教える振りをして、千原に襲われたと嘘の記憶を刷り込んでいたのだ。
九十九からめぐみを襲っただろうと言われた和久井はそれを否定する。
そこへ、丹原（香川照之）が駆け込んできて、和久井が教授から裏金をもらっていたことが分かったと言う。
それでも、めぐみを襲った証拠にはならないと言う和久井に、九十九は監視カメラの映像が証拠だと告げた。
めぐみの悲鳴が聞こえて現場に駆けつけたはずの和久井だったが、どの階の廊下にも階段にも彼はいなかった。
つまり、和久井は事件当初から現場にいたのだ。
千原が教授を殺した犯人だとめぐみが証言すれば、自分の裏金のこともバレてしまうと思っての犯行だった。
研究費に注ぐために裏金を使って何が悪いと言う和久井に、九十九はめぐみを襲う時に躊躇しただろうと指摘。
愛があるから殺すことはできなかったのだろうと言われた和久井は涙を流す。
07/11
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第1話
5年前までちょっと顔が良くてもてはやされている程度のホストだったが、
ある事故に巻き込まれて脳の一部を損傷。
命は無事だったものの、この事故をきっかけに彼の人生が大きく変わることとなった。
というのも、この事故を境に九十九の脳が人並み外れた発想力と思考力を開花させたのだ。
その後、優秀な脳を得た九十九はその才能を生かし脳科学者となり、
そして今回、その実力が買われて科警研へとやってくることとなった…。
科警研で九十九の部下として働く女性。
もともとは化学部門だったのだが、九十九の格好良さから脳科学に対し、
極度のやる気を出すようになった。
しかしそんな憧れの気持ちも忘れ去るほど、和音は九十九に振り回されることとなる…。
警視庁の捜査一課で働く刑事。
丹原朋実（香川照之）の部下として事件の捜査を日々行っている。
捜査で協力を依頼することの多い九十九のことを心から尊敬しており、
事件のたびに九十九と関わりを持てることをひそかに楽しみにしている男である。
科警研で生物学を担当している男。
DNAや指紋、血液といった個人の特定に必要な情報を集める才能に長けている。
捜査だけでは犯人を特定できなかった迷宮入りクラスの難事件も、
彼のおかげで何度も解決に至っており、
科警研ではエース的存在である。
事件が起こる度に姿を現す九十九のことを邪魔者扱いする警視庁捜査一課の刑事。
九十九のことを心から尊敬している直属の部下・林田虎之助（水嶋ヒロ）のせいで年がら年中嫌な思いをしているらしい。
しかし、結局事件が終わってみればこの3人がうまい具合に絡み合って事件が解決されることが多いのも事実である。
科警研の法科学部長を務める女性。
各研究室の予算や成果などを事細かにチェックする何に対してもとことん厳しい性格の持ち主。
九十九の才能自体は認めているものの、
時々表に出る研究者らしくない行動に対しては不満を持っているらしい…。
科警研で画像解析を担当しているベテラン研究員。
防犯カメラなどに写った不鮮明な画像などを基に、
確実に犯人の特徴を割り出していく。
その道のスペシャリストとはこの男のようなことをいうのかもしれない。
科警研で音声分析を担当している男。
事件に関わるというよりは、容疑者の声から年齢や出身地、身長、顔の特徴などを自動で割り出すソフトの開発に没頭している。
科警研で生物学を担当している男。
難波と共にDNAなどを専門として研究している。
人見知りでひねくれた性格のため、
初対面の人と出会うとその人の毛髪を採取してDNA鑑定し、
その人の性格を調べている変人男。
科警研を統括している所長の男。
佐々と共に脳科学研究室を立ち上げ、
九十九を呼び寄せた張本人である。
科警研で化学を担当している男。
爆薬や毒物などの分析をしており、
その実力もなかなかのもの。
しかし、若干人のことを見下したような性格の為、
あまり好かれはしない。
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