正義の味方
[第10話]
09/10放送

夏休みが終わって、ついに陸(本郷奏多)が転校する日が近づいた。
容子は陸が好きであることを伝えたいけれど、今、それどころではなかった…。

「このままでは槇子は離婚して実家に戻ってきてしまう」と、焦りまくる容子。

容子(志田未来)には、直紀(向井理)と槇子(山田優)が離婚へ向ってまっしぐらに進んでいるように見えた。

それから数日後、直紀の両親・克夫(平泉成)と里美(山口いづみ)が、中田家に押しかけてきた。槇子に実家に戻ったワケを槇子に問いただしに来たのだ。
義理の両親に対して、全く遠慮をしないで直紀の嫌いな点を並べ立てる槇子に激怒した克夫達は、あっという間に帰ってしまう。

「このままでは、また地獄の生活に戻ってしまう…」恐怖に似た危機感を覚えた容子は、何としても直紀と槇子を仲直りさせようと決意する。
そんな容子が閃いたのは“思い出レストラン作戦”だった。「直紀と槇子を思い出の場所に連れて行けば仲直りするかもしれない」と、2人を思い出のレストランへ誘い出すことに見事に成功する。

ところが槇子は直紀の話など聞こうともせず大食いして無視状態。終いには、食べ過ぎで気持ちが悪くなり吐いてしまう。
直紀は、ただただ呆然として幻滅してしまった…。

翌日、直紀は彼の両親・克夫と里美を連れて中田家を訪れる。そして直紀は「槇子さんと離縁したい」と槇子、五郎(佐野史郎)、春子(田中好子)を前に話し出した。

それだけでは腹の虫が治らない克夫と里美は次々と槇子への文句をまくしたてる。
そんななか、黙って耐える槇子の姿に容子は思わず「お姉ちゃんの悪口は言わないで!」と泣きながら懇願してしまうのだった。

実は槇子は直紀の子供を妊娠していたのだ。「残念ですけど、これからはこのおなかの子と2人で生きていきます」と、妊娠を告白すると、克夫と里美の態度が急変し、離婚話はあっという間にどこかに行ってしまった。

直紀の子供が誕生することに大喜びをする両家。
そんななか、槇子は容子に忠告するのだった。
「早く行きなさい、欲しいものは欲しいと言わないと手に入らないのよ!」そう言うと、槇子は容子に陸を追いかけるように促した。

大阪へ向うため、反対側のホームで電車に乗ろうとしている陸を見つける容子だったが、もう、間に合わない!
容子は思わず「好きだーーーーーっ!!」と叫ぶ。それを聞いた陸は電車の扉が閉まる直前、「僕も、好きだ」と告白をする。
陸と容子は両思いになったのだ!

容子が家に戻ると、今までの騒ぎが嘘のように両家が仲良くお寿司を食べている。
直紀と槇子もすっかり仲直りしていた。

その後、槇子は無事赤ちゃんを出産し「じゅん」と命名する。
そして槇子は直紀の子供の母親として、良川家でも自由奔放にノビノビと生活をするようになる。
容子はといえば…槇子に解放されることもなく「じゅん」の世話に大忙し!今までと変わらない多忙な毎日を過ごしていた。

槇子はといえば、容子が書いた「姉妹ザンコク物語」のブログ本を笑いながら読んでいる…。

「姉は悪魔だ。神様を味方につけちゃうほど…」

《完》

09/10 第10話


09/03 第9話


08/27 第8話


08/20 第7話


08/13 第6話


08/06 第5話


07/30 第4話


07/23 第3話


07/16 第2話


07/09 第1話

キャスト
田中容子 / 志田未来(しだみらい)
16歳。田中家の次女。悪魔の生まれ変わり・・・
田中槇子 / 山田優(やまだゆう)
24歳独身。田中家の長女。外面は超が付く・・・
中田春子 / 田中好子(たなかよしこ)
48歳。中田家の妻。名前のとおり「春のよ・・・
良川直紀 / 向井理(むかいおさむ)
28歳。東大出身のキャリア官僚。超エリー・・・
中田五郎 / 佐野史郎(さのしろう)
52歳の平凡なサラリーマン。いつも普通・・・
岡本陸 / 本郷奏多(ほんごうかなた)
容子が通う高校1年生の中で、一番人気の男・・・
森山知佳 / 西内まりや(にしうちまりや)
容子と同じ高校に通う1年生。学年で一番に・・・

正義の味方特集ページ
ドラマコーナー
ドラマ一覧

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau