新参者第4話あらすじ完全版

新参者

[第4話]

05/09放送

峯子（原田美枝子）は殺される直前に、時計屋と会っていたことが携帯メールから分かる。
加賀（阿部寛）と松宮（溝端淳平）は、その時計屋の店主・玄一（原田芳雄）を訪ねた。

玄一は三面に時計の文字盤がはまった、三方置時計の修理にいそしんでいた。
加賀から時間を聞かれた携帯を開いた松宮は、玄一に腕時計を見ろと言われてしまう。

峯子と会った場所を聞かれた玄一は公園の名前を告げるが、その近辺で峯子の目撃情報はない。
玄一はその日、愛犬ドン吉の散歩をしていたと言い、加賀は店員の米岡（恵俊彰）に頼んでその日の散歩に同行する。

加賀は米岡から、玄一には香苗（波瑠）という娘がいることを聞く。
高校を卒業後、勝手に家を飛び出して結婚してしまい、今では顔も合わせていなかった。

すると、ドン吉はかつて米岡が散歩に連れてきた道とは違うコースに進もうとする。
散歩からの帰宅時間も米岡が知っているコースよりも、30分遅くなっていた。
玄一は米岡にも誰にも言わず、散歩コースを変えているようだった。

そこへ、玄一の妻・志摩子（松本じゅん）がタクシーで帰ってくる。
日本橋に買い物に行っていたという志摩子に、加賀はいつもタクシーで行くのかと尋ねた。
志摩子はふだんは電車だが、今日はたまたま疲れていたからだと答える。
だが、加賀は志摩子が一人でタクシーに乗っていたのに、右の席に座っていたことに注目。
一人なら普通、左に座るはずで、誰かが一緒に乗っていたに違いなかった。

加賀が松宮に調べさせ、志摩子は香苗（波瑠）と買い物に行っていたことが分かる。
香苗は妊娠していて、志摩子は一緒にベビー用品を買いに行っていたのだ。

実は玄一も香苗の妊娠は知っていて、安産祈願にご利益がある水天宮にお参りしていた。
そのことを知られたくないため、玄一は散歩コースを変えたことを隠していたのだ。
三方置時計もかつて香苗にプレゼントしようと思っていたものだった。
彼女が家を出て行った時に怒りにまかせて壊してしまい、それを直していたのだ。

そんな玄一に加賀は香苗の夫・秀幸（心之助）が時計の部品工場で働き始めたことを伝える。
香苗の勧めで、玄一の仕事に関わる職に就いていたのだ。

志摩子によると、香苗は臨月でまもなく子供が生まれるかも知れないという。
米岡は三方置時計は自分が直しておくからと言って、玄一を香苗のいる病院へ行かせる。
玄一と秀幸はお互いに頭を下げ、ようやく和解した。

その頃、上杉（泉谷しげる）は弘毅（向井理）の家を訪ね、峯子の葬儀の写真を見せる。
そこに亜美が写っているのを見た弘毅は、彼女にそのことを問いただした。

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