新参者第9話あらすじ完全版

新参者

[第9話]

06/13放送

清瀬（三浦友和）と祐理（マイコ）はやましい関係ではなく、ふたりが共謀して峯子（原田美枝子）を殺した可能性はなくなる。
だが、事件当日の清瀬のアリバイが怪しくなってきた。
犯行時刻には会社にいたと言う清瀬だが、その時間に電話をしたが誰も出なかったと証言する人間が現れたのだ。

それは岸田（笹野高史）の息子・克哉（速水もこみち）だった。
加賀（阿部寛）から追及された清瀬は、事務所でなく倉庫にいて電話は聞こえなかったと答える。
倉庫の鍵が開いていて点検に行ったが、洗浄液を倒してしまい、30分ほどかけて自ら掃除したという。

続いて、加賀は克哉を訪ね、電話のことについて詳しく聞いた。
克哉は豪華なマンションに住み、息子にも30万円の限定フィギュアを買い与えていた。
その発売日は峯子殺害事件当日。克哉は接待で店に行けず、翌日買いに行ったという。

だが、店員によると、克哉は発売当日に来て取り置きだけして、翌日買いに来たという。
取り置きのことを話さなかった克哉に、加賀は疑いの目を向けた。
そのことを追及された克哉は、発売当日に店に行ったことは断固否定する。

克哉は直弘よりも峯子と親しかったと言っていた。
弘毅（向井理）によると、克哉の学生時代に峯子が英語の家庭教師をしていたらしい。
だが、加賀たちは克哉が清瀬ともかなり親しかったのではないかと疑う。

その頃、克哉は清瀬に電話し「あのことは黙っていてくれ」と頼んでいた。

加賀は再び克哉のもとを訪れ、最後に峯子に会った日を尋ねると、６年前だと言われる。
だが、克哉は峯子から転居のお知らせをもらっていて、清瀬にもそれを伝えた可能性も考えられた。

加賀は克哉の会社を訪れ、昼食をともにすることに。
克哉の行き先は豪華なレストラン。
加賀は克哉に事件当日は接待だと言っていたが、経理の人間が接待を受けるものなのかと追及。
克哉は分かりやすく接待と言ったが、実は副業で投資事業をしていてその情報交換をしていたと言う。

松宮（溝端淳平）は清瀬の会社に克哉が来ていたという目撃情報を得る。
その時、克哉は清瀬から多額の札束を受け取っていたらしい。
一方、加賀も峯子のマンションに克哉が出入りしていたことを突き止めた。
克哉はそれらの情報を突きつけられても、何かの勘違いだろうと言うばかり。

加賀は克哉の家にあったコマのことを思い出し、民芸品店で似たものを買う。
そのヒモを鑑識に回すと、組みヒモというもので、凶器のよりヒモとは別の種類のようだった。

さらに、清瀬の会社を辞めた長井（田村泰二郎）が事件当日、会社の倉庫にいたことが分かった。
私物の整理のために訪れたのだが、その時間に倉庫には清瀬はいなかったという。
加賀が倉庫に行くと、そこには凶器と同じよりヒモがあった──。

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