新参者第8話あらすじ完全版

新参者

[第8話]

06/06放送

峯子（原田美枝子）殺害の容疑者として、元夫の清瀬（三浦友和）と秘書の祐理（マイコ）が浮かび上がる。
ふたりの事件当日のアリバイ証言もあいまいで、口裏を合わせている可能性も高い。

捜査本部は張り込みをしつつしばらく泳がせておこうと言うが、加賀（阿部寛）は直接ふたりに当たる。
加賀は祐理の高級そうなネックレスと古そうな指輪のギャップに注目。
誰からのプレゼントかと聞かれた祐理は答えず、清瀬も知らないと言う。

弘毅（向井理）は清瀬の浮気を否定したが、かつて峯子以外の女性と歩く姿を見かけていた。
加賀に祐理の写真を見せられると、後ろ姿しか見ていないが、その時の女性だったかも知れないと言う。
弘毅は思い切って清瀬のもとへ行き、不倫について追及。
清瀬は自分が峯子を殺したと疑っているのかと激高して、弘毅を追い返す。

加賀は岸田（笹野高史）のもとを訪ね、祐理は清瀬がかつて通っていた銀座のクラブで働いていたことを知る。
アサミ（宮地真緒）に聞いてみると、祐理は母子家庭で育っていたことが分かった。
清瀬と祐理が出会ったのは２年前で、ちょうど峯子と離婚する直前のことだった。

弘毅は亜美（黒木メイサ）を連れて祐理のもとへ。
金目当てで清瀬に近づいたのかと詰め寄るが、父親のことを信じろと言い返される。
そこに加賀がやってきた。

加賀によると、祐理の古い指輪は母親から贈られたものだと言う。
そして、母親にそれを贈ったのは若き日の清瀬だった。
それを聞いた清瀬は、ようやく自分の過去について口を開く。

30年前、大学を卒業した清瀬（和田正人）は、アルバイト先のスナックの雇われママ・戸紀子（吉井怜）と恋に落ちた。
清瀬は指輪を贈ってプロポーズしたが、離婚歴のある戸紀子は前途ある清瀬を思い、自ら身を引く。
そのことがきっかけで、仕事に邁進するようになった清瀬はやがて清掃会社を立ち上げたのだった。

そして、２年前。銀座のクラブに飲みに行った清瀬は戸紀子にそっくりで、しかも自分が贈った指輪をはめている祐理と出会う。
戸紀子は清瀬に別れを告げた時には既に祐理を身ごもっていた。
戸紀子から聞かされていなかったとは言え、責任を感じた清瀬は祐理にできる限りのことをしてやろうと決めたのだ。
なぜ話してくれなかったのかと清瀬に詰め寄る弘毅に、祐理は見せたいものがあると言う。

それは、清瀬の部屋の壁の落書きで、幼い弘毅が描いたものだった。
峯子に怒られる弘毅を清瀬がかばい、そのままにしてくれていたのだ。
そんな大事な家族の思い出を自分が踏みにじるようになるくらいなら、と祐理は会社を辞めようとする。
弘毅は祐理のことを母親違いの姉として受け入れるが、清瀬がきちんと話してくれれば峯子が殺されることもなかったと怒るままだった。

06/20 第10話

06/13 第9話

06/06 第8話

05/30 第7話

05/23 第6話

05/16 第5話

05/09 第4話

05/02 第3話

04/25 第2話

04/18 第1話