新参者第6話あらすじ完全版

新参者

[第6話]

05/23放送

峯子（原田美枝子）は事件当日、友人で翻訳家の多美子（草刈民代）と会う約束をしていた。
だが、多美子が約束の時間を遅らせ、その間に峯子は殺されてしまった。
期せずして第一発見者となってしまった多美子は、峯子を死なせた責任を感じていた。

やがて、峯子の携帯に公衆電話から電話してきた人物がいたと分かる。
加賀（阿部寛）と松宮（溝端淳平）は多美子に、携帯をなくした心当たりがないかと尋ねた。
多美子はないと答えるが、恋人のコウジ（谷原章介）が公衆電話から電話してきたことを思い出す。

多美子はその日、コウジと６時半に会う約束だったが、７時半に変えてほしいと言われていた。
銀座のティファニーでコウジと会った多美子はプロポーズを受け、喜ぶ。
だが、時間をずらしたことが理由で峯子が殺されてしまったことを知ってショックを受けていた。

直前に時間をずらしたコウジに、多美子は疑いの気持ちを抱き始める。

加賀と松宮は巷で注目を集める日系イギリス人映像作家のコウジと会う。
コウジは峯子のことも多美子から紹介されて知っていた。
峯子の家で３人で食事をしたこともあるという。
携帯電話について確認すると、最近なくしたばかりで遺失物届を出してあると答えた。

コウジは事件当日の６時半にティファニーに来店。
当初は８日前に来店予約を入れていたことが分かった。
だが、多美子に予定変更を伝えたのは当日で、加賀は疑問を抱く。

多美子は峯子が翻訳家として一人立ちできるまで面倒を見ると約束していた。
だが、コウジは多美子にプロポーズし、一緒にイギリスに行こうと言う。
コウジにとって、峯子は邪魔な存在ではあった。

結局、多美子はコウジのプロポーズを受け入れ、峯子とはケンカ別れ。
そのことをきちんと話し合わねばと思っていた矢先に、峯子は殺されてしまったのだ。
それが引っかかったままの多美子は、自分だけ幸せにはなれないと、コウジとの結婚に踏み切れずにいた。

事件当日、峯子の携帯に公衆電話から電話してきた人物が犯人である可能性が高かった。
峯子は電話の相手に敬語を使っていなかったという証言や、多美子と待ち合わせ前のわずかな時間に部屋に招いたことから親しい間柄の人物だと推測。
小嶋（木村祐一）と上杉（泉谷しげる）は、峯子の家を訪れたことのあるコウジに疑いの目を向ける。

松宮たちはコウジを連行するため、彼の職場へ。
だが、コウジは既に全ての予定をキャンセルしていた。
彼は多美子にロンドン行きのチケットを渡していたが、受け取ってもらえない。

そこに、加賀が現れ、事件当日のコウジの行動を説明し始める。
コウジは突然、プロポーズの日を変えたのは、初めからの予定だった。
その日はふたりが初めて出会った日。
コウジは当日のサプライズでプロポーズするため、わざと違う日を告げていた。
この日の不自然な行動の理由はそういうことだったのだ。

多美子は峯子が自分たちの結婚を祝福していないとばかり思っていた。
だが、加賀は峯子がふたりのために買っていたという夫婦箸を差し出す。
全てのわだかまりの解けた多美子は、改めてコウジのプロポーズを受け止める。

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