夜光の階段
[第2話]
道夫（藤木直人）は、店を訪ねてきた刑事に任意同行を求められる。04/30放送
２年前に道夫が起こした暴行事件の被害者が告訴したらしい。
幸子（木村佳乃）の手助けで釈放された道夫を雅子（室井滋）が迎える。
その頃、東京高等検察庁では事務官の桜田（高知東生）が桑山（小林稔侍）に、５年前の事件について自費で佐賀まで行って調べてきたと報告していた。
そこで、桑山は桜田から事件と道夫の接点を見つけたことを聞かされる。
桜田は別件逮捕で、道夫から真相を聞き出そうとしたのだ。
その夜、道夫はバーでフジ子（夏川結衣）と遭遇。
彼女は道夫に、５年前に姿を消した青年ではないかと追及する。
道夫は否定するが、フジ子はそんな彼との会話を録音していた。
やがて、道夫は雅子の出資で店舗を購入。
道夫は幸子を愛する一方、スポンサーの雅子も大事にせざるを得なかった。
道夫はついに意を決して、九州でトモ子（原幹恵）という女性を殺してしまったことを幸子に告白。
フジ子は幸子に盗聴機を仕掛け、アパートの外で２人の会話を聞いていた。
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美容室「ムラセ」に務める新進気鋭の若手美容師。幼い頃に母親が蒸発したため母親の愛情を知らないで育っており、九州から東京に出てくるまでの過去はほどんどが不明。一流の技術とセンス、そして美貌で女性たちを虜にし、美容界の頂点を極める野望を抱く。
婦人雑誌「女性回廊」の編集者。彼氏と別れた直後に偶然入った「ムラセ」で道夫と出会い、今まで会ったことがないタイプの道夫に強く惹かれる。道夫に恋をし、仕事がら持つ芸能界との強いコネクションで道夫をバックアップしていく。
週刊誌「フラッグ」の編集者で、幸子の友人。とある理由から恋愛に興味を失っており、美しい女性だがいつも中性的な格好をしている。幸子が道夫の名前を出したときの反応から、どうも彼の暗い過去を知っている節がある。
東京高等検察庁の検事で、桑山の同僚。桑山と同じように道夫の過去に興味を持ち、ときには桑山の調査に手を貸すこともある。
証券会社の社長夫人。夫の金を使って暇を弄ぶ有閑マダムで、道夫にかなり入れ込んでいる彼の客の一人。道夫の独立資金を出し、独占しようとしている。
東京高等検察庁の検事。5年前に担当した福岡地方検察庁の事件に道夫が関わっているのではないかと疑っており、道夫について調べ回っている。
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