赤い糸第8話あらすじ完全版

赤い糸

[第8話]

02/07放送

芽衣（南沢奈央）と陸（木村了）は交際を始めるが、全日制と夜間制だったので陸の学校が始まる間に、毎日会うことに･･･。ところが付き合い始めると陸に変化が現れる。ちょっと自分の意見が通らないと暴力を振るうようになったのだ。それは、芽衣を失いたくないあまりの行動なのだが･･･。

一方、敦史（溝端淳平）は母・夏実（山本未來）のリハビリが順調だった。その話を敦史は嬉しそうに以前、世話になっていた太田医師（鈴木浩介）に話した。そんな敦史に大田医師は｢まだまだこれからだ｣と敦史に優しく促した。

そんなある日、美亜（岡本玲）が充（田島亮）にフラれた。落ち込む美亜の話を聞いてあげたい芽衣は、陸に「きょうは会うのをやめよう」とお願いするが、陸はそれを許そうとしない。

ひとり落ち込んでいた美亜にミヤビ（平田薫）が「一緒にあそぼう」と声をかける。そこで美亜はドラッグを覚えてしまった。

翌日、美亜は学校を休む。心配する芽衣は放課後、美亜を探しに出かけた。亜美をはじめに見つけた敦史だった。敦史は美亜の普段と違う様子や瞳孔が開いていることから、ドラッグをやっていることを見抜く。そこへ芽衣もやってきて、薬をやめるよう2人で説得した。
ところが、その様子を陸が見ていた。陸は芽衣の腕を掴むといきなり暴力を振るいはじめる。美亜が止めるが男の陸を止められない。一度は帰ろうとした敦史だったが、騒ぎを聞いて戻ると陸を止めに入る。ところが、芽衣は「一番苦しいときにそばにいてくれたのは陸だ。いまさら･･･」と、陸をかばった…。
夜、美亜は芽衣の部屋で、失恋で苦しかった胸のうちを話す。「なんで昔のままではいられないのかな…」美亜の言葉に芽衣も深く考え込んだ。
翌朝、芽衣は学校に行く前に陸を訪ねる。そして、｢私は陸を信じているから、陸もわたしを信じて欲しい｣とハッキリとした言葉で伝えた。学校へ行こうとする芽衣に陸は「大叶神社の祭りの日に浴衣で集合な！」と声をかける。芽衣は笑顔でうなずいて登校していった…。
――大叶神社の祭りの日。
芽衣が来る前に、陸は敦史をメールで呼び出していた。そこで、陸は｢なぜ芽衣と別れたのか｣「芽衣のことを今でも好きなんだろう」と敦史に聞いた。すると敦史は「好きでも別れなければならないことだってある」と陸に話す。「神社には芽衣も来ているんだ」と陸が言うと、敦史は祭りを去ろうとした。

敦史の後姿を見ながら陸は芽衣の携帯電話にメッセージを残し、祭り会場を去ろうとした。ところがメッセージを残し終えた時、陸は車にはねられてしまう…。騒ぎを聞いて敦史や芽衣が事故現場に駆けつける。陸の姿を見た敦史は「陸！」と大声で叫んで駆け寄った…。

中学時代の仲間が集まる病院で、陸は息を引き取る･･･。
芽衣は携帯電話に陸からの着信履歴があり、伝言メッセージが残っていることに気づいた。そこには、「好きになろうとしてくれてありがとう」という言葉と、「芽衣を幸せに出来るのは俺じゃなくて敦史だ」というメッセージが残っていた…。

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