シバトラ第2話あらすじ完全版

シバトラ

[第2話]

07/15放送

横浜みなみ署生活安全課少年係に赴任し、違法と知りながらも、上司のさくら（真矢みき）の命令で潜入捜査を行い、見事に事件を解決した柴田竹虎（小池徹平）。ホッとするのも束の間、さくらから新たな指示が。

新たな潜入捜査で、童顔を生かして本牧高校２年Ｂ組に潜入する任務だ。本牧中には宝生美月（大後寿々花）も通っていた。

経緯はこうだ。最近、中高生を使った事件が横行していた。どうやら「鬼神」と呼ばれている人物が黒幕のようだが、それが、本牧中高校２年Ｂ組生徒かもしれないというものなのだ。

「鬼神」が送る中高生に送信している“指令メール”が、本牧高校のサーバーを経由していることがわかったのだ。さらに調べると、楠木（川野直輝）という生徒が、頻繁にパソコン利用をしているらしい…。協力を買って出た美月が、楠木の使用していたパソコンを調べると裏サイトにたどりついたのだ。竹虎は楠木の家を訪ねることを決める。

楠木が出かけている間に楠木の部屋へ通される竹虎。あちこち探りを入れていると、突然、楠木が現れる。「刑事がなぜ部屋をあさっているんだよ」楠木が竹虎に詰め寄る。楠木は、美月の事件現場の写真を持っていたのだ。その写真には、刑事の新庄（宮川大輔）と竹虎が写っているという。

さらに楠木は、「新庄のせいで人生を狂わされた」と竹虎に漏らした。何でも、名門校に通っていた楠木は、新庄に万引き容疑で逮捕され、学校を退学になったのだ。

帰り道、竹虎はヘルメットをかぶった集団に襲われる。そこへ小次郎（藤木直人）と白豚（塚地武雅）が助けに入り、小次郎が集団のひとりを捕らえる。ヘルメットを取ると、なんと２年Ｂ組の生徒だった…。

しかし、竹虎は楠木が荒れているのには理由があると感じ、彼の話を信じようと決める。楠木は竹虎を試すようなそぶりをみせるが、その翌日、行方がわからなくなる。楠木の行方を捜す竹虎・小次郎・城豚。そんな中、楠木が「鬼神」を名乗り、警察に本牧高校の爆破予告が入る。

学校へ駆けつける新庄に対して、楠木は携帯電話を使って「誤認逮捕を謝れ」と要求した。「謝れないなら屋上に置いてある傷んだゴムのチューブを使って、バンジージャンプしろ」と言い出す。

そばにいた竹虎は、新庄の変わりにバンジージャンプをすると楠木に申し出る。もし、「自分がバンジージャンプをしたら、自首して欲しい」と楠木に語りかけて…。

「やめろ、死にたいのか」と電話で制止する楠木に、竹虎は「君を信じているから、飛ぶよ」と言ってバンジージャンプを決行する。ゴムが切れて落下する瞬間、駆けつけた小次郎と白豚が竹虎を助けた。

竹虎が本当に飛んだ。僕を信じてくれた…。「刑事さんにも、君みたいな人がいるんだな…」楠木は、そう言うと隠れていた4階の教室から出ようとする。ところがドアが開かない。そして、室内からは時計が秒を刻む音が…。

「なんで、こんなところに爆弾が!?」じつは楠木ははじめから爆弾など仕掛けていなかった。ただ、新庄を困らせたかっただけなのだ。爆弾の横には「僕が鬼神です。責任をとって死にます」と書かれた紙が…。

「僕は鬼神じゃない。バンジージャンプも鬼神からのアドバイスなんだ！」電話の向こうでパニックになる新庄のもとに竹虎たちが駆けつけ、教室のドアを蹴破り、爆弾を校舎の外へ放り投げた。間一髪、全員が無傷で助かったのだ!!

楠木に手をさしのべる竹虎に、楠木は「こんな僕でも味方になってくれる？」と問いかける。竹虎は優しく微笑み、大きく頷く。

こうして鬼神の捜索はふりだしに戻った。しかし、竹虎は手がかりを見つけていた…。

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