シバトラ
[第8話]
小次郎（藤木直人）と白豚（塚地武雅）は何者かに襲われケガを負うも、意識を取り戻し古着屋へと戻る。08/26放送
一方、竹虎（小池徹平）とリカ（末永遥）は樹海に連れて来られて穴に埋められてしまう。その頃、竹虎の後を追おうとした美月（大後寿々花）は、落合（橋爪遼）に邪魔をされ、その上、竹虎が危機的な状態にあることを告げる。
古着店に戻った美月は落合から、覚せい剤入りキャンディーの行方を追えば竹虎にたどり着く、と言われたと、小次郎と白豚に話した。
美月の話を聞いた小次郎達は、芸能事務所に忍び込んで書類などを調べ始める。書類や資料を古着屋まで持って帰ると、小次郎と白豚は、また出かけて行った。小次郎は芸能事務所の代表を見つけ出し、竹虎が樹海に埋められていることを突き止める。
一方、竹虎とリカは自力で穴からはい出していた。弱り果てた2人だったが、「身体は動かなくてもやれることがある」一生懸命火を起こそうとする。そんな竹虎の姿を眺めていたリカは、竹虎に自分の幼少期の話をした。
親とのすれ違いに悩むリカに、竹虎は「君が一歩踏み出せば、その思いは必ず母親に届く」と語りかけた。
その頃、樹海にやってきた小次郎と美月は、煙の臭いを嗅ぎつける。そして、弱りきった竹虎とリカを発見、後からやってきた新庄の車で竹虎とリカを病院へ搬送した。
病室でリカは竹虎に、覚せい剤の件について知っていることを話し始める。黒幕は落合で、覚せい剤は若者だけでなく政界や警察官僚まで流している、と。黒幕が落ち間と知り、竹虎は愕然とした。
そんな中、リカの母親が何者かにさらわれたと、美月が知らせてきた。竹虎とリカが廃工場へ行くと、覆面姿の男達がリカの母親を拘束していた。
「リカが助けに来るはずはない」と思っていた母親は驚く。結局、竹虎とリカも覆面の男に捕らえられてしまった。
「フォークを突きつけたあの日から、ずっと無視されてきた。でも、私はただ、お母さんに話を聞いてほしかっただけ」リカは初めて、母親に自分の気持ちを伝えた。リカの母も涙を流して、今までの事を謝った…。
そこへ男達が現れ覆面を外すと、それは小次郎・楠木・金沢（三浦涼介）・毛利（倉貫匡弘）だったのだ。母親とリカを仲直りさせるため、小次郎と美月が考えたお芝居だったのだ…。
それからしばらく経ったある日。竹虎が警察署の屋上にいると落合から電話が入る。落合は竹虎に「本当の恐怖はこれからだよ」と告げる…。
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