相棒season8
[第2話]
右京（水谷豊）と尊（及川光博）は捜査の証拠品返却のため、温泉町へ出向く。10/21放送
だが、最終バスに乗り遅れてしまい、その町に１泊することに。
そこで、殺人事件の捜査現場に遭遇してしまう。
被害者は商社で専務を務める広田（牟田浩二）。
彼は出資打ち切り先のリストを残していて、その中の１人が近くの旅館に宿泊していると分かる。
その男・青柳（大浦龍宇一）の編集するジャズ雑誌は広田の出資打ち切りのおかげで廃刊に追い込まれていた。
殺人の動機のある青柳は容疑を掛けられるが、右京と尊は犯行推定時刻に彼をレストランで見かけたと証言する。
青柳は大学時代のジャズ仲間の同窓会に来ていて、右京たちは彼の仲間の黒木（神尾佑）や宇野（増沢望）、渡辺（吉見一豊）のもとへ。
彼らは評論だけでなく、バンドも組んでいたのだという。
ピアニストがいないことに気付いた右京が指摘すると、梨恵（大竹一重）というメンバーがいたと言われる。
彼女は今は黒木の妻だったが、同窓会には参加していなかった。
彼らを１人ずつ聞き込みした右京は黒木が嘘をついていると尊に言う。
黒木は遅刻して参加した青柳からの電話の背後に鈴虫の声が聞こえていたと証言していた。
だが、携帯電話では虫の声の周波数は聞こえないはずだというのだ。
なぜ黒木は青柳のことで嘘を言わなければならなかったのか、右京は疑問に思う。
帰京した右京と尊は梨恵のことを調査し始めた。
そこで、黒木は別荘を持っていて、彼らの宿泊先の旅館のすぐそばだったと知る。
さらに、黒木が梨恵の財産を自分のものにしたがっているらしいことも判明。
右京と尊は梨恵を自宅に訪ねていくが、しばらく不在のままのようで、ふたりは彼女の身に危害が及んでいる可能性を考える。
右京は青柳が梨恵を、黒木が広田を殺した交換殺人ではないかと推理した。
右京と尊は黒木の別荘に向かった。
梨恵の遺体があると推測したのだが、そこで死んでいたのは黒木。
地下室の階段からの転落死だった。
そこに青柳らが現れる。
右京は青柳が交換殺人の末、黒木も消したのではないかと指摘。
青柳もそれを認める。
青柳は黒木に梨恵が息を吹き返したかも知れないと言い、別荘へ行かせた。
地下室の階段が傷んでいることを知っていた青柳は、黒木の転落を狙ったのだ。
一件落着し、青柳が連行される直前、右京は本当の犯行の理由を尋ねる。
黒木が梨恵を殺すことを阻止するために、交換殺人の話に乗ったのだろうというのだ。
青柳もそれを認め、かつての自分たちのマドンナだった梨恵を殺そうとした黒木が許せなかったと告げる。
03/11
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第1話
特命係の係長。
周りからは変人扱いされることも多い。
抜群の名推理で、次々と難事件を解決している。
亀山薫(寺脇康文)がいない今シリーズから、神戸尊(及川光博)と新コンビを結成。
警察庁警備局警備企画課・課長補佐（警視）として順調に出世をしていた人物。
しかし突如上層部の命令で特命係の杉下右京の実態を調査することになった。
二階級特退し警部補となり、警視庁・特命係へと島流しされる。
上司に盾は突かないが、しっかりと意見は言うタイプ。
スポーツカーを乗り回している(運転は乱暴)。
遺体を見ることは苦手。
警察庁の超大物幹部。
特命係の誕生に関わっているらしい。
警察庁の幹部としては型破りな存在で、表立って捜査ができない事件などを特命係にさりげなく持ち込んでくる。
右京の元妻。
小料理屋「花の里」を営んでいる。
離婚後も右京に安らぎを与える存在。
事件にはまったく無関心の彼女の言葉が、ときには事件解決のヒントとなることもある。
抜群の腕をもつ鑑識。
右京らの難しい要求にも応えてくれる。
趣味は落語(右京と同じ)で、右京とは落語のCDを貸し借りすることも。
捜査一課よりも先に鑑識結果を教えてくれることもあるくらい特命係に協力的。
よく特命係に油を売りに来ては、勝手にコーヒーを飲んでいる。
さりげなく捜査情報を提供してくれることもある人物。
担当は麻薬捜査である。
数少ない特命係の理解者でもある。
警視庁の内部で警察官の不正を捜査している。
無表情のまま身内を裁くため、冷たい男のように見える。
右京には一目置いており、密かに上層部の判断を事前に知らせて危機を回避させようとする。
警視庁刑事部捜査第一課所属。
特命係のことをよく思っておらず、邪魔者扱いする。
伊丹と同じく、特命係の動きが何かとカンにさわるようで良く思っていない。
だが、右京の才能は密かに認めている。
伊丹と三浦の後輩で、2人に指示されて動き回っている。
彼にとっては元特命係の薫も先輩の一人だった。
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