相棒season8第11話あらすじ完全版

相棒season8

[第11話]

01/13放送

16年前に起きた少女失踪事件の被害者宅から、古い盗聴器が発見された。
被害者の少女・遥は今も見つかってなく、右京（水谷豊）と尊（及川光博）は事件を再び洗い直す。

当時14歳だった遥は友人と会うため、自宅を出たまま姿を消していた。
盗聴器は犯人が事前に彼女の行動を探るために設置したものと考えられた。
右京と尊は遥と同居していた叔母の涼子（黒田福美）に話を聞くが、事件はもう忘れたいと言う。
にもかかわらず、今も当時の写真を職場に飾ってあることに右京は疑問を覚えた。

当時、遥を誘拐した容疑で、絵本画家の今井という男が逮捕されていた。
結局、彼の潔白は証明されたが、世間の目に絶えきれず自殺していた。

右京たちは遥が当日会うはずだった友人・夏樹（肘井美佳）の居場所を突き止め、話を聞く。
遥と夏樹は同じ家庭教師・香坂（小須田康人）に教わっていたことが分かり、右京と尊は現在は大学教授の彼を訪ねる。
彼も当時、事情聴取を受けていたが、アリバイがあった。

ある日、涼子の職場の社員が右京たちを訪ねてくる。
昨年末、涼子のもとに乾と名乗る男から電話があり、16年前の事件について話したいと言われたらしい。

やがて、山中で男の遺体が発見され、それが乾だと分かる。
殺されたのは涼子の元に電話してきた直後だと推測された。
彼の家を捜索すると、多額の現金が発見される。
そして、その現金からは香坂の指紋が検出された。

そんな中、夏樹が誘拐されたと報告が入った。
やがて、夏樹の夫・南条に身代金を要求する電話が入り、画廊に警察を装った香坂が訪れ、現金を奪っていった。

夏樹の携帯のGPSで彼女と犯人の居場所が分かり、警察が直行。
そこには車に乗った香坂がいた。
観念した香坂は乾が遥を誘拐し、自分が殺したことを白状。
そのことをネタにゆすってきた乾を殺したことも分かる。
さらに、香坂は夏樹を誘拐したのは乾の息子と名乗る男にゆすられたからだと言う。
だが、乾には息子などいなかった。

乾の息子を名乗っていたのは夏樹の夫・南条（山口馬木也）だった。
南条はかつて遥誘拐の容疑を掛けられて自殺した今井の息子だ。
今回の夏樹誘拐騒ぎは香坂が自白するよう、南条や涼子たちが仕組んだ狂言だったのだ。

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