相棒season8
[第15話]
伊丹刑事（川原和久）が入ったラーメン屋で、隣の席の客が突然苦しみ出して倒れた。02/10放送
毒物が仕込まれていたのだが、右京（水谷豊）の推理で、狙われたのは伊丹らしいと分かる。
右京は尊（及川光博）とともに伊丹の警護を開始。
伊丹は10年前の殺人事件の捜査の際、強引な取り調べをして容疑者たちに恨まれている可能性があると言う。
その事件は大学の会計サークル内のリンチ殺人。
かなりあくどい手口で金を集めているサークルだったが、部員のひとりが口封じで殺されていた。
服役していた幹部のひとりは獄中で自殺。
半年前にその大学の同窓会が行われ、サークルのメンバーが再会していたことも分かる。
不起訴になったメンバーたちは、自分たちが深入りせずに済んだのはチクった奴のおかげだと言っていたらしい。
伊丹はその「チクった奴」だった平部員の浜野（加藤虎ノ介）のことを思い出した。
当時、伊丹は強引な取り調べの末、浜野から事件の目撃証言を引き出し、そこから部員たちは一気に逮捕。
獄中で自殺したのは、浜野の親友の小幡だった。
しかも、小幡は浜野の妹の婚約者。
伊丹が親友の命と妹の幸せを奪ったと恨んでの犯行と思われた。
伊丹は尊とともに浜野を張り込み。
帰宅直後を狙って乗り込むと、浜野は突然、伊丹に襲いかかってきた。
尊とともに浜野を捕らえた伊丹は「刑事ヅラするな」と謎の言葉を投げられる。
取り調べを受けた浜野は二度と警察に証言などしないという。
一方、右京は大学の同窓会が開かれたホテルで、浜野が配膳係として働いていたことを知る。
出席者の一人で準幹部だった吉武（村田充）は浜野のことに気づき、ホテルのスタッフから彼の住所を聞いていた。
そして、浜野に伊丹の根も葉もない悪行の情報とヒ素を送りつけ、犯行に導いたのだ。
吉武は10年前の事件以来、父親から見放されていた。
父の資産で事業を営んでいる吉武だが、最近もその不振を責められ、すべてはあの事件のせい、取り調べをした伊丹のせいと逆恨みしていたのだ。
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第1話
特命係の係長。
周りからは変人扱いされることも多い。
抜群の名推理で、次々と難事件を解決している。
亀山薫(寺脇康文)がいない今シリーズから、神戸尊(及川光博)と新コンビを結成。
警察庁警備局警備企画課・課長補佐（警視）として順調に出世をしていた人物。
しかし突如上層部の命令で特命係の杉下右京の実態を調査することになった。
二階級特退し警部補となり、警視庁・特命係へと島流しされる。
上司に盾は突かないが、しっかりと意見は言うタイプ。
スポーツカーを乗り回している(運転は乱暴)。
遺体を見ることは苦手。
警察庁の超大物幹部。
特命係の誕生に関わっているらしい。
警察庁の幹部としては型破りな存在で、表立って捜査ができない事件などを特命係にさりげなく持ち込んでくる。
右京の元妻。
小料理屋「花の里」を営んでいる。
離婚後も右京に安らぎを与える存在。
事件にはまったく無関心の彼女の言葉が、ときには事件解決のヒントとなることもある。
抜群の腕をもつ鑑識。
右京らの難しい要求にも応えてくれる。
趣味は落語(右京と同じ)で、右京とは落語のCDを貸し借りすることも。
捜査一課よりも先に鑑識結果を教えてくれることもあるくらい特命係に協力的。
よく特命係に油を売りに来ては、勝手にコーヒーを飲んでいる。
さりげなく捜査情報を提供してくれることもある人物。
担当は麻薬捜査である。
数少ない特命係の理解者でもある。
警視庁の内部で警察官の不正を捜査している。
無表情のまま身内を裁くため、冷たい男のように見える。
右京には一目置いており、密かに上層部の判断を事前に知らせて危機を回避させようとする。
警視庁刑事部捜査第一課所属。
特命係のことをよく思っておらず、邪魔者扱いする。
伊丹と同じく、特命係の動きが何かとカンにさわるようで良く思っていない。
だが、右京の才能は密かに認めている。
伊丹と三浦の後輩で、2人に指示されて動き回っている。
彼にとっては元特命係の薫も先輩の一人だった。
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